掲示板で誹謗中傷!運営会社や管理者が公表されていない場合の特定方法がある!

  • 2018.11.13
掲示板で誹謗中傷!運営会社や管理者が公表されていない場合の特定方法がある!

インターネットの掲示板で誹謗中傷を受けた場合、サイト管理者に対して問題の書込みの削除を求めることができます。
 しかし、ネット上で数多く存在する掲示板の中には、誰がサイトを管理しているのかを公表していない場合があります。

 その場合、誹謗中傷を受けた人は削除を求めることができなくて泣き寝入りになるのでしょうか。

 いいえ。サイトの管理者を特定する方法があります。

 この記事では、ドメインからサイト管理者を特定できる方法をご紹介します。

掲示板には絶対に管理者がいる!

 ネット上に存在するサイト一つひとつには、必ず管理(運営)する人がいます。
 企業のホームページならば、「会社情報」などのフォームが設置されていますし、ニュースサイトでも多くは画面下方に運営者の情報の項目があります。

 ですが、ネット上の誹謗中傷の舞台となりやすい匿名掲示板は、管理者の情報を公表していないサイトが多くあります。

管理者を公表していない掲示板

 以下は、管理者が公表されていない掲示板です。

■爆サイ(日本各地のローカルネタを中心に政治や事件・事故、スポーツや芸能、ギャンブルや水商売まで幅広いジャンルを取り扱う掲示板)

■ホスラブ(ホストクラブを中心にキャバクラ、風俗などの水商売に特化した掲示板)

■まちBBS(日本各地のローカルネタを中心にした掲示板)

■sogno(会社の愚痴、噂を書き込む掲示板)

誹謗中傷されたら管理者に削除を求めよう!

 掲示板は、同じ趣味などの共通点を持つユーザー同士の交流の場として利用することが可能です。
 しかし、実際は他人を誹謗中傷するような書き込みも多くあり、被害に苦しんでいる人も存在します。

 ネット上で誹謗中傷を受けた場合、サイト内に設置されている「お問い合わせ」フォームなどから被害を受けた本人が、問題の書込みの削除を依頼することができます。
 ですが、この方法での効力は弱いとされています。つまり、削除される可能性が低いと見たほうがよいでしょう。

 「お問い合わせ」フォームよりからの削除依頼に比べて、比較的に高い効力が期待できる方法が、プロバイダ責任制限法によって認められている「送信防止措置依頼書」という書類を使用しての削除依頼です。

 この書類は、問題の書込みが掲載されているサイト管理者に対して、その書込みの削除を求めるための書類です。
 例えば、匿名掲示板の爆サイで「○○会社の営業部長Tと部下のKは不倫している」という書込みがされた場合、営業部長のTと部下のKは爆サイの管理者に対して送付します。

 匿名掲示板の管理者に対して書面にて削除依頼する場合、内容証明を利用します。
内容証明とは、郵便局が配達したことの記録、封筒の中身を一定期間保管してくれる郵便方法です。
したがって、郵送になるため相手の名前や住所がわからなければ送ることができません。

 では、サイト管理者の名前や住所が不明な場合、どのようにして調べればよいのでしょうか。

管理者の誰かわからなかったら?

 サイト管理者の名前や住所がわからない場合、ドメインから調べる方法があります。

 ドメインとは、ホームページの住所のようなもので、サイトのURLに含まれています。
 例えば、当サイトのURLは「https://hibou-tyusyou.help/」です。このURLの中でドメインは、「hibou-tyusyou.help」の部分です。

 では、次項からはドメインでサイト所有者を調べる方法を具体的にご紹介します。

ドメインでサイト管理者を特定する手順

 ドメインは、サイトを開いた時の画面上部に掲載されるURLに記載されています。

最初に、そのドメインを「whois」というドメイン調査ツールを使用して、サーバーのIPアドレス(インターネット上の住所)を調べます。

 次に、判明したIPアドレスをもとに、サーバー所有者を特定できる可能性があります。サーバー管理者は、サイト管理者と契約を結んでいるため名前や住所などの情報を把握しているとされます。

 例えば、管理者を公表していない口コミサイト「sogno」の場合、ドメインの「sogno.mobi」で調べると、サーバーを「ロリポップ」からレンタルしていることがわかりました。
ロリポップは、IT企業の「GOMペパボ株式会社」が運営しています。したがって、GMOペパボに問い合わせると、「sogno」の管理者についての情報がわかる場合があります。

調べてもわからない場合もある!?

 ご紹介した方法は、レンタルサーバーであれば比較的簡単にサイト管理者を特定することが可能と思われます。
 しかし、サーバーを自社で管理している場合は、サイト管理者の特定が困難になることがあります。

 他人への誹謗中傷が行われやすい匿名掲示板は、管理者が企業ではなく、個人で運営しているケースも少なくないため、レンタルサーバーを使用している場合が多いとされています。
 

最後に…弁護士はサイト管理者を探す方法を知っている!

 この記事でご紹介した、ドメインからサイト管理者を探し出す方法は、ネット上のトラブルに強い弁護士には周知されています。

 また、「プロバイダ責任制限法」は、ネット上の書込みの削除や書込みをした人物を特定する方法を定めた法律です。
 ネット上の誹謗中傷トラブルに遭った場合、この法律を駆使することが解決への近道となります。そのため、法律を熟知している弁護士を味方につけることで、被害者にとって優位な展開が予想されます。