プロバイダとは何?わかりやすく高速道路に例えて解説

 突然ですが、みなさんはプロバイダが何かをご存知でしょうか。もしかしたら、プロバイダと聞いてピンとこない方は少なくないのではないでしょうか。
 今回はそのような方に向けて、プロバイダをわかりやすく説明させていただきます。

 

プロバイダとは

 元々、プロバイダ(provider)は「供給する、~を提供する」という意味を持っています。
 ただ、現在ではインターネットの発展によって、「プロバイダ」=「インターネットに接続するために必要なサーバーや回線を提供する会社」という意味になっています。

 プロバイダは、「インターネットサービスプロバイダ」あるいはその略称「ISP」と呼ばれる場合もあります。

 

プロバイダをわかりやすく高速道路に例えると

 プロバイダは、インターネットに接続するために必要なサーバーや回線を提供する会社と聞いても、ピンと来ない方もいるかもしれません。
 そこで、わかりやすく高速道路に例えて説明していきたいと思います。

 高速道路を利用する際は、必ずインターチェンジでキップを受け取るか、ETC対応の車の場合はセンサーに当ててゲートを潜ります。このゲートの役割を成しているのが、プロバイダに該当します。そして、車の通行がデータ通信に例えられるでしょう。

 つまり、プロバイダと契約しない限り、インターネットを利用することが出来ません。インターネット通信をするためのゲートの役割を果たしているのがプロバイダなのです。

 

プロバイダ会社は4種類ある

 プロバイダを提供している会社は「通信会社系」「電力会社系」「電気メーカー系」「プロバイダ専業業者」の4つの系統に分かれます。それぞれの会社名と提供しているプロバイダ名をご紹介いたします。

■通信会社系

通信会社名 提供しているプロバイダ名
NTT OCN、plala
KDDI コミュファひかり、auひかり
ソフトバンク ヤフーBB

■電力会社系

電力会社名 提供しているプロバイダ名
関西電力 eo光
四国電力 Pikara
北海道電力 HOTCN
中国電力 MEGA EGG
九州電力 BBIQ

■電気メーカー系

電気メーカー名 提供しているプロバイダ名
SONY So-net
NEC BIGLOBE
富士通 @nifty

■プロバイダ専業業者

業者名 提供しているプロバイダ名
GMO GMOとくとくBB
ドリーム・ドレイン・インターネット DTI