ネットで誹謗中傷!FC2ブログの削除は弁護士に依頼したほうが良い理由3つ

  • 2018.12.11
ネットで誹謗中傷!FC2ブログの削除は弁護士に依頼したほうが良い理由3つ

 インターネット上のトラブルで多い「誹謗中傷問題」。SNSやブログ、掲示板は匿名で書き込みができるため、誹謗中傷が起こりやすい場所とされています。

 この記事では、FC2ブログで誹謗中傷された場合の削除方法、書き込みした人物の特定方法についてお伝えします。

FC2ブログとは?

 「FC2ブログ」とは、米国・ネバタ州に本社を置く企業「FC2」が運営するブログサービスです。2004年にサービスが開始されました。

 FC2はブログの他、動画サービス、レンタルサーバー、アフェリエイト、ドメイン、チャット、掲示板なども展開しています。ブログが普及した当初から存在し、多くのサービスを提供しているため、ネットを利用する人は、「FC2」という名前を一度は耳にしたことこがあるでことでしょう。

FC2ブログでの誹謗中傷

 誹謗中傷とは、他人の悪口を徹底的に言うことです。
 SNSやブログ、掲示板は匿名性が高いこともあり、他人を誹謗中傷する書き込みが多くあり、被害に苦しんでいる人が多く存在します。

 むろん、FC2も匿名でブログを書くことが可能で、「本名がバレないから何を書いてもかまわない」という心理から他人を誹謗中傷する行為をするユーザーが存在します。

 では、FC2ブログで誹謗中傷の被害に遭った場合、どのような対処をとれば良いでしょうか。

FC2ブロに削除依頼!

 FC2ブログで誹謗中傷された場合、サイト内の「お問い合わせ」フォームから、誹謗中傷となる問題の記事の削除を申し立てることが可能です。
 以下、削除を依頼する手順をお伝えします。

削除の手順

①サイトの一番下にある「お問い合わせ」フォームをクリック

②「FC2サービスをご利用の方へ」を選択

③「FC2サービスをご利用の方へ」から「ブログ」の「FC2ブログ」を選択

④「不適切サイト・異議申し立てに関するお問い合わせはこちら」をクリック

⑤必要項目を記入し、「確認」ボタンを押す

FC2ブログは削除されにくい

 前項では、FC2ブログで誹謗中傷の被害に遭った本人が、サイト管理者に直接削除の依頼をできる方法です。
 この方法は、比較的に簡単にできるというメリットがありますが、一方で削除するかの判断はサイト管理者にあるというデメリットもあります。
 さらに、FC2ブログは、なかなか削除に応じてくれないことでも知られています。

 また、ブログ運営元のFC2の創業者は日本人ですが、本社は米国に置いるため、海外に向けて削除を依頼することになります。日本にも関連企業はありますが、削除の依頼は本社が一括しているようです。

 このように、なかなか削除に応じない、海外に向けた削除依頼ということもあり、誹謗中傷の被害者がひとりで削除依頼を行うことに不安を覚える人もいることでしょう。そのような場合、弁護士に相談することが有効的な問題の解決法となりそうです。

弁護士に相談して削除依頼する3つのメリット

 FC2ブログでの誹謗中傷に悩み、削除を申し立てる場合、弁護士に相談することが一番の問題解決への近道になるかもしれません。

 ネットが普及したことにより、ネット上のトラブル解決を得意とする弁護士に増えて来ています。
 その理由は、以下の3つです。

メリット①FC2の本社が米国

 お伝えしている通り、FC2の本社は米国にあるため、削除を求める場合は海外の企業に申し立てを行うことになります。

 削除を申し立てる中で、書面でのやり取りが必要になった場合などは、弁護士が本人の代わりに行ってくれます。FC2側の担当者とのやり取りは、全て弁護士に任せることができるので、精神的な負担も軽減されることでしょう。

メリット②裁判に至っても安心

 前項では、サイト内の「お問い合わせ」フォームから削除依頼を行う方法をご紹介しましたが、「送信防止措置依頼書」という書面を以て削除を申し立てることもできます。

 しかし、削除をもし立てても相手が拒否した場合、裁判に至るケースがあります。裁判となると、法的な知識が必要になります。さらに、FC2が相手の場合、海外企業の裁判になるため、通常よりも勝手が違うことが予想され、尚更のことネットのトラブルに強い弁護士の力が必要になります。

メリット③匿名でも書き込みの犯人がわかる!?

 弁護士に相談することで、問題のブログの削除を求めると併せて、匿名の場合でも投稿者の人物特定ができる可能性があります。

 FC2ブログのみならず、SNSやブログ、掲示板などのネット上は匿名性が高いことが現状です。そのため、FC2ブログで誹謗中傷の被害に遭っても、投稿者が誰かわからないことが通常です。しかし、「発信者情報開示請求」という手続きを踏むことで投稿者の身元を特定できる可能性があります。

 この手続も、場合によっては裁判に至るケースがあるため、弁護士に相談してから行動に移すことをおすすめします。

弁護士に相談すると「プロバイダ責任限定法」が駆使できる!?

 「プロバイダ責任限定法」とは、ネット上で発生した誹謗中傷、著作権侵害、商標権の侵害などのトラブル解決で、「プロバイダ等」の責任を制限することが定められた法律です。
 「プロバイダ等」とは、ネット回線会社(インターネットプロバイダ)、サイト管理者(コンテンツプロバイダ)など指しています。

 また、プロバイダの他に、トラブルの被害に遭った人の保護も図っています。例えば、上記でお伝えした「送信防止措置依頼書」「発信者情報開示請求」が該当します。

送信防止措置依頼

 「送信防止措置依頼」とは、簡単に言うとネット上の情報(SNSやブログ、掲示板などの書き込み)の削除を、サイト管理者に依頼することです。郵便の内容証明で送付するため、サイト内の「お問い合わせ」フォームから削除を依頼するより有効的と考えられます。

 サイト管理者は書面が手元に届くと、問題の書き込みの投稿者の住所、氏名がわかる場合に限り、その投稿者へ書面が届いたことを知らせます。そして、削除に応じても良いかを尋ねます。
 投稿者が、削除を拒んだとしても、サイト管理者の判断で書き込みを削除することも可能です。この際、投稿者の意思に反して削除を行っても、サイト管理者の責任が問われないとプロバイダ責任制限法で定められています。

発信者情報開示請求

 「発信者情報開示請求」とは、問題の書き込みを投稿した人物の住所、氏名などの情報の提供を請求する手続きことを言います。
 「発信者」とは投稿者。「開示請求」とは、相手が持っている情報を提供させることです。

 この手続きは、主にネット回線会社(インターネットプロバイダ)に対して行います。ネット回線会社には、docomoやso-netといった企業がありますが、ネット利用者は使用料金を、これらの企業に支払っています。そのため、ネット回線会社は顧客の氏名や住所などを把握しているためです。

 もしも、顧客が氏名や、住所などの情報開示を拒んだとしても、ネット回線会社の判断で情報を提供することが可能です。その際、ネット回線会社の責任が問われないとプロバイダ責任制限法で定められています。

 次項、この投稿者の身元特定の手順をお伝えします。

ネットに匿名はない!「発信者情報開示請求」の手順

 FC2ブログ上で、他人から誹謗中傷された場合、どのような手順を踏んで発信者を特定すればよいのでしょうか。

①サイト運営者(コンテンツプロバイダ)のFC2に対して、IPアドレス(インターネット上の住所)とタイムスタンプ(問題の情報が投稿された日時)の情報を求める。

②ネット回線会社(インターネットプロバイダ)に対して、IPアドレスとタイムスタンプを照会し、発信者の氏名、住所などの情報の提供を求める。
 この時、通信記録であるアクセスログの消去を防ぐための手続きもとる必要があります。

上記の手順で踏んで、発信者の身元を特定します。簡単に言えば、情報の提供を求めるだけのことですが、情報の開示を拒まれた場合、裁判によって仮処分を下してもらう必要があります。 
 法律の知識を持った弁護士に、代理人になってもらい行うことがよいでしょう。