GoogleMapで誹謗中傷!3ステップの口コミ削除方法

  • 2019.01.08
GoogleMapで誹謗中傷!3ステップの口コミ削除方法

今、自分がいる場所の周辺にあるレストランやカフェを探す際、地図を参考する人も多いことでしょう。
 Google Mapのようなネット上の記事は、飲食店の口コミも掲載されているため、とても便利と言えます。

 この記事では、ストリートビューなどの便利機能も備わったGoogle Mapの口コミ削除についてお伝えします。

GoogleMapとは?

 GoogleMapとは、Google社がネット上で提供する地図サービスです。
 平面図、航空写真で世界地図を見ることが可能です。また、世界中の道路沿いの風景を360度のパノラマ写真で見ることのできる「ストリートビュー」も備わっているサービスです。

GoogleMapの口コミとは?

 GoogleMapには、飲食店、病院、銀行、学校、官公庁などの口コミが掲載されています。

 例えば、飲食店の位置を調べると、その飲食店の口コミを見ることができます。とくに初めて行く店舗の場合、事前に情報を得ることができるため、とても便利な機能です。

 ただ、口コミの中には、クレームなどのマイナスな内容も見受けられます。このような口コミは、エスカレートすると「名誉毀損」や「営業妨害」、「脅迫」に至るケースがあります。

「名誉毀損」とは

 「名誉毀損」とは、不特定多数の状況下で、他人の社会的な評価(名誉)を下げるような言動を行うと名誉毀損に該当する可能性があります。「名誉毀損罪」(刑法230条)で3年会の懲役もしくは50万円以下の罰金と定められています。

 不特定多数は、ネット上も含まれます。ネットに掲載された情報は、世界中の人が見ることが可能なためです。つまり、GoogleMapの口コミサイトで、他人の社会的な評価を下げるような書き込みを行うと、名誉毀損で訴えられる可能性があります。

 

「営業妨害」とは

 「営業妨害」とは、他人の営業活動を妨げるような行為を指します。「業務妨害」という言い方もします。
 法律では、「信用毀損罪」(刑法233条)「偽計業務妨害罪」(刑法233条)「威力業務妨害罪」(刑法234条)で禁止されている行為です。

 例えば、ネットの掲示板で企業や学校などに「爆破予告」を書き込むと、「威力業務妨害罪」で逮捕される可能性があります。

「脅迫」とは

「脅迫」とは、他人を恐れさせる目的で危害を与える意思を示すことです。法律では、「脅迫罪」(刑法222条)で禁止されている行為です。

 例えば、人物が特定できるように氏名などを挙げた上で、「殺す」など相手に危害を加えることを示唆する言葉をネット上に書き込むと「脅迫罪」で逮捕される可能性があります。

どんなネガティブな口コミがあるのか?

 Google Mapの口コミは、飲食店や病院などへの好評価の内容もありますが、多くはネガティブな内容がほとんどであることが現状です。
では、どのようなネガティブの口コミが寄せられているのでしょうか。

◆「〇〇中華料理店でラーメンを注文したら、スープに親指を入れて持ってきた」

◆「〇〇病院は、ヤブ医者が多い。待ち時間が長いし、医者や看護師の態度も悪い」

◆「〇○美容院に行って、髪を5センチ切ってほしいと言ったのに10センチも切られた」

 このように、お店や病院に対するクレームのような内容が多いことが現状です。
 人間は、他人に対する高評価よりも、低評価のほうが口に出しやすい傾向があり、一人が複数のネガティブな書き込みをしている場合もあることがネガティブな口コミが多い理由のようです。むろん、匿名で書き込めることも一端を担っていることでしょう。

Googleの口コミは削除できる?

 ネガティブな口コミをされた飲食店などは、その書き込みを理由にマイナスな印象持たれる恐れがあります。

 そのような場合、Googleの口コミの「削除」を求めることが可能です。
 では、どのようにして削除を求めるのでしょうか。以下、手順をお伝えします。

削除の方法

 GoogleMapから、ネガティブな内容など問題の口コミの削除を求める手順をご紹介します。

①口コミは、該当箇所をクリックし、画面左側に表示される「○○件の口コミ」をクリックすることで表示されます。

(例)国会議事堂の場合(東京都千代田区)

②各口コミの右上にある「 」マークをクリックすると表示される「違法コンテツを報告」を選択します。

③「ポリシー違反を報告」に、メールアドレスを記入し、該当する違反の種類を選択します。

最後に「送信」ボタンを押して、報告完了です。

Googleのコメント投稿に関するポリシー

 Googleの口コミ投稿に関するルールは、以下の通りです。

• スパムに該当する内容、故意に評価の引き上げ、引き下げをはかる偽のレビューなどの投稿は禁止します。
• 性的に露骨、または過激な表現が含まれるコンテンツの投稿、そのようなコンテンツへのリンクを禁止します。
• 虐待的、憎悪的、あるいは他の人を脅迫、またはいやがらせにあたるコンテンツの投稿、そのようなコンテンツへのリンクを禁止します。
• ウイルス、破損ファイル、「トロイの木馬」、その他のユーザーのコンピュータを破損する可能性がある、汚染された、または破壊的な性質を持つファイルの投稿、そのようなファイルへのリンクを禁止します。
• 他の人の著作権や知的所有権を侵害する素材の投稿を禁止します。
• 他の人になりすましたり、偽りの供述をしたり、人物、または事業体への所属を偽ることを禁止します。
• 該当するその他の法律や規制に違反することは禁止します。
• 広告目的での発言は禁止します。

弁護士への相談がオススメ!

 Google Mapに書き込まれた口コミは、前項の方法で自ら削除を依頼することが可能です。比較的に簡単な手順ですが、削除できるか否かの判断はサイト管理者すなわちGoogle社に委ねられています。

 そこで、口コミの削除を求める方法としてもう一つ、ネット上のトラブルに強い弁護士に依頼するという方法があります。

 2002年に施行された「プロバイダ責任限定法」を駆使することで、匿名の書き込みであっても投稿者を特定する手続きを行うことができます。また、問題の書き込みの削除が可能か否かも弁護士が判断し、可能な場合は法的な手続きに則って請求すると考えられます。

最後に

 GoogleMapのような口コミは、誰もが簡単に書き込むことができ、さらに匿名で投稿できるため他人を傷つけるような内容も多いことが現状です。

 口コミの削除ができるか否かの判断のひとつとして、名誉毀損などの「法律に違反するか」の基準があります。
 この判断は、少なからず法律の知識も必要です。

 ネット上の口コミに悩んだら、まずは弁護士に相談することが、問題解決への一番の近道だとも言えることでしょう。