ネットで誹謗中傷は犯罪!?したらば掲示板を削除する3つの方法

  • 2019.03.05
ネットで誹謗中傷は犯罪!?したらば掲示板を削除する3つの方法

 インターネット上には、多くの掲示板が存在します。気になるお店の口コミや同じ趣味を持つ人同士の情報交換などで利用するには、とても有意義なサイトです。しかし、他人の悪口を書き込む人も多く、誹謗中傷の場となることも少なくありません。

 この記事では、レンタル掲示板の「したらば掲示板」の削除方法をお伝えします。

したらば掲示板とは?

 「したらば掲示板」とは、株式会社シーサーが運営する電子掲示板で、「レンタル掲示板」のスタイルを採用しています。2000年に「2ちゃんねる」(現・5ちゃんねる)の創設者の西村博之さんが設立した企業によって開設されました。
 レンタル掲示板としては国内最大級とされ、多くの利用者を抱えている人気サイトです。

「レンタル掲示板」とは?

 「レンタル掲示板」とは、ひとつのサイト内に複数の掲示板が存在し、それぞれの掲示板に管理者(管理人)がいます。ユーザーは、サイト内のスペースを借りて掲示板を開設することができるというイメージです。

したらば掲示板では、芸能や映画、スポーツや旅行、ゲームやアニメなど、さまざまなジャンルから掲示板を開設することができます。

したらば掲示板での誹謗中傷

 ネット上の掲示板の多くは、誰もが自由に匿名で書き込みをすることができます。
 自由に個人が情報発信をできるというメリットの一方で、掲示板に他人の悪口を書き込んでストレス発散を図る行為があることも事実です。それは、したらば掲示板も例外ではありません。

 したらば掲示板は、レンタル掲示板のため、他人を誹謗中傷するようなテーマで掲示板が作られることも考えられます、さらに、他ユーザーから誹謗中傷するコメントが寄せられることも想定され、掲示板そのものの削除を求めることも予想されます。
 

誹謗中傷は犯罪!?

 誹謗中傷とは、徹底的に他人の悪口を言うことで、結果的に「名誉毀損」「侮辱」「プライバシー権の侵害」に該当する可能性があります。

名誉毀損

 「名誉毀損」とは、不特定多数の人が知り得る状況下で、他人の社会的な評価を下げるような言動をとることを指します。名誉毀損罪(刑法230条)は、3年以下の町営期50万円以下の罰金が定められています。

 例えば、「A会社のK課長は、横領している」などの書き込みは名誉毀損にあたる可能性があります。

侮辱

 「侮辱」とは、他人に対して「バカ」「アホ」「ブス」などの言葉でバカにするような言動をとることをいい、侮辱罪(刑法231条)に違反する可能性があります。

 例えば、「〇〇さんの奥さんはブスだから、夫がキャバクラに行く」は侮辱に該当することが考えられます。

プライバシー権の侵害

 「プライバシー権」とは、プライベートな部分を他人から勝手に公表されない権利のことです。憲法で保障されている人権のひとつで、権利を侵害すると損害賠償(慰謝料)を請求される可能性があります。

 例えば、リベンジポルノはプライバシー権の侵害に該当します。
リベンジポルノは、元恋人や元配偶者が、良好な関係だったころの性的な写真や動画をネット上に無断で公表される行為を指します。これは、他人のプライベートな部分を無断で公表するとみなされる可能性が高いとされています。

したらば掲示板の削除方法3パターン

 ネットの掲示板での誹謗中傷の被害は、通常サイトを運営する企業など管理者に連絡を入れることで削除の申し立てを行うことができます。

 したらば掲示板の運営企業はシーサーですが、それぞれの掲示板に管理者であるユーザーが存在します。そのため、運営企業のシーサー、または掲示板の管理者に連絡を入れて削除を求めることも可能です。
 この場合の削除依頼は、依頼自体は誰もが自由に行うことが可能ですが、削除されるか否かの判断は、管理者やシーサーに委ねられます。

 もうひとつ、削除を依頼する方法として、弁護士に相談するという方法があります。誹謗中傷は、「名誉毀損罪」などの法律に違反する可能性があるので、弁護士に相談して解決を図る方法があります。

 まとめると、したらば掲示板での誹謗中傷の削除を求める場合、掲示板の「管理者」、サイトを運営する「シーサー」、法律的な解決を望む場合の「弁護士」、3者へ削除依頼を求めたり、相談したりすることが可能です。

掲示板の「管理者」に削除依頼する方法

 それぞれの掲示板の管理者に削除を依頼する手順をご紹介します。

 各掲示板の画面一番下に「掲示板管理者へ連絡」というボタンが設置されています。クリックすると、「掲示板管理者へお問い合わせ」というページが表示されます。

 お問い合わせページには、下記の項目を記入します。

■「お名前/ニックネーム」
■「メールアドレス」
■「メールアドレス(確認用)」
■「質問の種類(該当する箇所にチェック)」
■「質問内容の記入」

 全の入力を終えたら、「入力内容の確認」をクリックします。

運営企業の「シーサー」に削除依頼する方法

 したらば掲示板を運営する「シーサー」へ削除を依頼する手順をご紹介します。

 サイトのトップ画面右下方に「プライバシーや権利の侵害に付いてのお問い合わせ」というボタンが設定されています。クリックすると、「したらばに関するお問い合わせ」というページに移ります。

 お問い合わせには、下記の項目を入力します。

■「お問い合わせ内容」
■「お名前」
■「会社名」
■「部署名」(任意の入力)
■「メールアドレス」
■「本文」

 「本文」には、スレッドやコメントのURLなどを記載し、削除を依頼する部分を明確に示しましょう。削除してほしい理由も具体的な記述が必要です。

「弁護士」に相談して削除してもらう方法

 したらば掲示板で誹謗中傷の被害を受けたら、ネット上のトラブル解決に長けた弁護士に相談するという解決法があります。 

 弁護士は、“離婚問題に強い弁護士”や”労働問題に強い弁護士”など、得意とする分野を持っている人が多くいます。
 ネットは、相手の顔が見えず、本名を知らない相手とトラブルになることがあります。そのような問題の解決を得意とする”ネットに強い弁護士”に、誹謗中傷の被害を相談してみることも有効的な解決策のひとつです。

弁護士に相談して解決するメリット

 ネットは匿名性が高いため、本名や顔を知らない相手とトラブルなるケースが多くあります。そのため、誹謗中傷の被害は後を絶たず、相手の身元が不明であることが問題解決への大きなハードルとなっていました。

 ですが、プロバイダ責任制限法が2002年に施行されたことで状況は一変。ネット上で匿名の相手のトラブルになった場合、「発信者情報開示請求」で身元が特定できる手続きが認められました。

 誹謗中傷トラブルは加害者が特定できることで、「名誉毀損」や「プライバシー権の侵害」などで損害賠償を請求できる可能性があります。また、場合によっては警察に逮捕してもらうことも検討できます。

 これらは、法律に則っての行為となるため法的な知識が必要で、慎重に行動に移すことが良いとされます。したがって、弁護士に相談しながら動くことで、スムーズに問題解決へと向かうことが予想されます。